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| 自然食の道を極めたい。その一心から、私、佐野が、ついに足を踏み入れた足助での農業修行生活。汗と泥にまみれながら、山のてっぺんで発見した食の原点を、皆さんに熱き想いと共にお伝えします!! |
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安全な野菜や食品が当たり前となった今、「では、安全な野菜だけど、それは本物なのか」というと話は別。そこで私たちは、安全はもちろん「本物の野菜」というレベルでの訴え方をしていきたいと思っています。今はスーパーでもデパートでも、安全性をアピールするために生産者を明確にしたり、有機JAS法認定の表示をして売っていますが、それらは本物とは違いますね。例えば醤油。有機栽培の大豆、小麦、自然の塩でつくったから確かに安全ではあるものの、それが本物だとは私たちは認知していません。というのも、醤油というのは酵母が生きていることが重要で、要するに、火入れをして酵母を殺したら本物ではないということなんです。だから、安全と本物は別と考えた方がいい。野菜についても同じことが言えます。
今、私たちが取り組んでいる伝統野菜の中に、ひょっとしたら本物があるかもしれません。少なくとも「私たちの作っているのは本当の伝統野菜です」というふうに、比較対照するものの一つとして残したいですし、私自身もそういうものが食べたいですね。そして、自分の周りの人にはそういうものを紹介したいと思っています。
何を選ぶかは消費者の自由ですが、その前提として選択できる状況をつくることが必要なわけでして、つまりは情報公開。そういったことを踏まえ、足助の山の中でうまく展開できるかどうかの実験を続けてきたわけなんです。
(・・・つづく)
●第6話は「伝統野菜を通じた文化」についておおくりします。 |
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