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| 自然食の道を極めたい。その一心から、私、佐野が、ついに足を踏み入れた足助での農業修行生活。汗と泥にまみれながら、山のてっぺんで発見した食の原点を、皆さんに熱き想いと共にお伝えします!! |
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私たちはラジカセでジャズやカンツォーネをガンガン流しながら、いつも誰かと話をしながら農作業をしている。昼はいつも酒盛りしたあとにゴロンと横になる。みな、それぞれのペースで作業している。要するに、畑で井戸端会議をやっているイメージ。私たちの場合、特に人に呼びかけないで、「来たければ来て、帰りたければ帰って、自由にやってください」というふうだ。
最初から大上段に構えて「農業をやるんだ」といっても、何が必要かもわからないはず。私が農業を教わっている人の軽トラックにはいろいろな道具が積んである。まるで宝物箱みたいで、その都度必要なものを、「ハイ」と出してくれる。長くやっていると何が必要かわかってくる。われわれのレベルだと全部必要ということはない。この土地ならこれくらいの道具が要るな、土が固いからこういう道具が要るな、と必要なものから買い揃えていけばいい。また、例えばキュウリとかナスは毎日大きくなるので毎日採らなくちゃいけないけれど、イモ類は放っておいてもできるので非常にラクだし収穫も一気にできる、というようなこともわかってきて、力の注ぎ方もわかってくる。いずれにせよ、自分で見て、五感を研ぎ澄まして感じてみることが肝心だと思う。
(・・・つづく)
●第11話は「まさにスローフード」についておおくりします。 |
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